正絹　ストラップ　天然染　#3/紅梅(こうばい)

上質の絹糸を使っており、それぞれの紐の色は表と裏で濃淡をつけるためだけに糸を染め分けるなど、こだわりの詰まったストラップです。

良質な素材で心をこめて手間隙をかけ染めることで、他にはない美しくて上品な表情をだすことができました。
自然本来の優しい色合いが持つ者の魅力を一層引き立てます。

染色を手掛けたのは、長い年月をかけて古代から伝わる染色技術を研究されている京都の染師・山本　晃氏。
山本氏曰く、独特で上品な発色と光沢は自然の植物が持つ力によるとのこと。

こだわりの強い、本物志向の方におすすめです。

※紅梅(こうばい)染め
古来から最高級の染めとして使われてきたのが、こちらの紅梅染めです。
「梅染め」とは平安時代から京都をはじめ各地に広がり、その後明治以降に途絶えてしまった技です。
様々な資料や文献をもとに、山本氏が現存しない「梅染め」を復活させることに挑戦されます。
自然の素材から鮮やかな色を出すことは至難で、何度も研究を重ねこちらの色にたどりつかれました。